ライターBOX特別企画! みんなの図書館からの学びを紹介 その2

前回紹介しました、書籍からの学びを発表する図書館企画。

第2弾は、ライターゼミの無茶振りファシリテーターの洋介0522さんと、ライターゼミの食いしん坊チャンネルの主 Sowakerさんの記事です。

才能を引き出し、目的を達成するには、自分を徹底的に見直すこと!

最初は、洋介0522さんの記事です。

書籍紹介
あなたの才能を引き出すレッスン 「何事もなんとかなる!」マインドで夢を叶える[表紙画像]

あなたの才能を引き出すレッスン 「何事もなんとかなる!」マインドで夢を叶える
著者 マリー・フォーレオ翻訳者 瀧下哉代

KADOKAWAのWebページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000714/

この本との出会いは、自分のさらなる成長を求め、古本屋を巡っていたところ、タイトルに引かれて中身も見ずに購入。

内容は、自分のかなえたいことを達成するための方法論が、記載されていた書籍でした。

自分のかなえたいことを達成するために一番大切な点は、自分の「信念」を持つこと。

精神論に聞こえるかもしれませんが、思いが最も重要です。

「信念」が無ければ、いくら方法論を覚えても机上の空論になってしまうからです。

そして、本を読み進めると、実際に物事を達成するための方法論が具体例を交えて詳細に記載されています。

実際の方法については、本を読んでいただきたいですが、一番心に残ったのは、スマホを弄る時間は無駄であることです。

人間は、スマホを弄っている時間は5時間くらい(スマホを弄らない人でもテレビを視聴している時間が5時間くらい)あるようです。

その時間の1-2時間を自分のやりたい事に充てれば、目的達成するための一助となることが記載されていました。

他にも、目的を達成するための事項が多数記載されています。

何か初めても、すぐ挫折してしまう人にとっては、問題解決のヒントになるかもしれません。

本から得られた時間の見直しと他人に惑わされない心の保ち方

他の方から、「私の時間の使い方は上手い」と言われることもありますが、この本を読んで、まだまだだと痛感させられました。

この本では、実際に自分が過ごしている時間を紙に書き出して、無駄な時間がないか徹底的にチェックするように説明されています。

私は何となくその日の計画を頭の中で練ることが多いのですが、実際に紙に書き出してみたところ、2時間弱の無駄な時間を発見。

この貴重な2時間はファイナンシャルプランナーの勉強と、英会話のレッスンに充てることができました。

さらにこの本が自分にとって良かった点は、他人からの批判に対しての心構えが記載されていたことです。

この本では、「返事をしない」ということが記載されていました。

実際に、職場で試してみると効果あり。

自分がイライラすることが各段に少なくなり、ここ1-2か月は忙しかったけれども、心穏やかに過ごせています。

そして、自分が何かを達成した時に、他人に素晴らしい貢献ができることをイメージするとモチベーションがさらに上がることも記載されていました。

全てが自分にとって共感できるような内容ばかりで、他の方にも是非読んでいただきたい良書です。

何気なく古本屋で手に取った書籍ですが、ふたを開けてみたら、時間の使い方と、目的達成のための心のあり方が記された学びの宝石箱でした。

ライターとしてのバイブルにもなる書籍

2冊目は、ライターゼミの食いしん坊チャンネルでおなじみのSowakerさんの記事です。

書籍紹介
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。[表紙画像]

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
著者 藤吉 豊、小川 真理子

日経BPのWebページ
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/21/P89060/

非常に分かりやすい、タイトルどおりの内容です。

文章のプロが書いた文章術の本100冊全てを読み込み、1冊ずつノウハウを洗い出し、そのノウハウが100冊中何冊に書いてあったかをカウント。そのカウントした内容を1位~40位までランキング化し、コンパクトに1冊にまとめています。

ノウハウだけではなく、文章を書くにあたっての準備や心構えも記されているため、行き詰ったときや原点に戻りたいときにもハッと気付かせてくれるバイブル的要素もあります。

気軽に読める便利さ

「1位から10位は何だろう?」とランキングの順番どおりに読むのもよし、本全体をパラパラと見て、気になる見出しから読んでもよし。ひとつひとつの見出しの内容もシンプルにまとめられているので、サクッと空き時間に読めるという点も魅力です。

自信が持てたのがうれしかった

自分でもあきれるくらい、本を買っても買ったことに満足してしまう、私はいわゆる「積ん読」人間。しかし、本書はめずらしく最後まで読み切ることに成功しました!前述したとおり、内容がとにかくシンプルにまとめられているため、どんどん読み進めることができたからだと思います。きちんと最後まで読み切れたことは私の中でちょっとした自信となり、達成感も生まれました。

この本との出会いが本当のライティングのはじまり

実は、今まで文章の書き方が分かっているようで分かっていなくて、漠然としていました。どうすれば書きやすくなるのか、上手く伝えられるのか……。そんな時に本書との出会いがありました。読み進めていくうちに、その「どうすればいいのか」がハッキリと分かったのです。これも大きな収穫です(もちろん読んだだけでは文章は上達できないので実践あるのみですが……)。

一番印象的だったのは「第21位 とりあえず書き始める」に書いてあった「一行でもいい。『とにかく書く』ことです。『今日も雨』でもいい。『久しぶりに牛丼を食べた』でもいい」(辰濃和男『文章のみがき方』/岩波書店)です。

どうすれば書けるのかとテクニックばかりを追って、肝心の「書く」ことをサボっていた自分にグサリと刺さったことを覚えています。今は毎日何かしら文章を書き、校正の仕事がメインだった私がライティングの仕事を始めることができました!!

この先、文章を書くことが辛くなったり、つまずくこともあるかもしれません。でも、本書があるから大丈夫。「またここに戻ってくれば良い。」そう気付かせてくれた本書との出会いに感謝。

おわりに

2回に渡ってライターゼミメンバーの本からの学びを紹介しました。

皆さんもたまには本を手に取って、学びを深めてみてはいかがでしょうか?

ライターゼミでは、不定期でこのような図書館企画を行っていますので、また機会があれば、ライターBOXで紹介します。