「選ばれるライター」へのSTEP!自分マーケティングの肝「WILL-CAN-MUST」

「たくさんの人に読んでもらえる文章が書きたい。」

「ライターとして、生活に困らない以上の収入を得たい。」

「ワーケーションがしたい!」

これらは、ライターゼミのメンバーが実際書き込んだものですが、ライターなら誰もが思い描いたことのある「願望」ではないでしょうか。

多くの人に読んでもらう、収入を増やす、時間のゆとりを持つ。

これらを手に入れるためには、さまざまなスキルや経験を積み、「選ばれるライター」となる必要があります。


現在オンラインコミュニティー「ライターゼミ」内では、「自分マーケティング計画」が進行中。

その中で行われた「WILL-CAN-MUST」は、「願望」を「目標」に変える重要なワークです。


あなたが「選ばれるライター」へとステップアップし、「目標」を達成するための「WILL-CAN-MUST」。

読み終えたら、きっとわくわくしてやってみたくなりますよ!

「WILL-CAN-MUST」とは

「WILL-CAN-MUST」とは、今では多くの企業でも取り入れられている、人材育成のためのフレームワークです。

リクルート社発祥で、「WCMシート」または「三つの輪」と表現されています。

従業員は、半期に一度「WCMシート」を記入します。これは、本人が実現したいこと(Will)、生かしたい強みや克服したい課題(Can)、能力開発につながるミッション(Must)の項目からなる目標管理シートです。

従業員一人ひとりが仕事を通じて実現したいこと(Will)を明らかにし、上長とすり合わせ、その実現のために何ができるか、どのようなことができるようになる必要があるか(Can)を確認した上で、何をすべきか(Must)を考えるサイクルを半年ごとに行っています。

人材開発方針|リクルートホールディングス
https://recruit-holdings.com/ja/blog/post_133/ より引用

「自分マーケティング計画」では、上司とすり合わせる代わりに、仲間とシェアすることで、モチベーションアップにつなげています。


やり方は、それぞれ書き出すだけ。

WILL(ゴール)は、「こうありたい」という目標

ありたい姿ややりたいことを、30個書き出します。

CAN(能力)は、今できること、これからできるようにしたいこと

強みと克服したい課題を、30個書き出します。

MUST(課題)は、WILLとCANの間にある、ギャップを埋めるためにするべきこと

周囲から求められていること、やるべきことを、30個書き出します。


この数を書き出すのは、ちょっと大変な作業です。

それでも、STEP1から続いている「たくさん書き出すこと」で、自分の中の潜在的な欲求や、本当の強みまで洗い出せるのです。

「自分マーケティング計画」における「WILL-CAN-MUST」

「自分マーケティング計画」では、自分を「商品として最適に売る方法」と定義づけ、ワークに取り組んでいます。

4つのSTEPで成り立っており、「WILL-CAN-MUST」はSTEP2に含まれます。

STEP1:自分を知る

  • 自分の自慢を50個書き出す
  • 自分の気になるところを20個書き出す
  • 好きなことを50個書き出す
  • 嫌いなことを50個書き出す

STEP2:自分を客観的に見る

  • マインドマップでSTEP1をまとめる
  • 「WILL-CAN-MUST」を30個ずつ書き出す
  • PARK(※)に出店してみる

STEP3:自分マーケティング計画を立てる

STEP4:PDCAサイクルを回してみる

※PARK:日本国内最大級のクラウドソーシングサービス・クラウドワークスが運営するスキルを販売するオンラインショップ


「WILL-CAN-MUST」は、“現状”から“目指すべき未来”へとつなぐ、大事なフレームワーク。

そのため、「自分マーケティング計画」の“肝”とまで表現されています。


「WILL-CAN-MUST」には、

  • 自分のニーズについて考え始めてほし
  • 多くのアイデアから具体化してほし

という意図があります。


どうしても、私たちは日々目の前のことで、精一杯になってしまいがちです。

しかし、一度立ち止まり「自分が “こうありたい” という姿とは?」「自分に本当に必要なものは?」と見つめ直すことで行動が変わり「選ばれるライター」への近道になるかもしれません。

「WILL-CAN-MUST」のポイントと具体例

【ポイント】

取り組む際のポイントは、「自分マーケティング計画」を立ち上げた桜会さんによると、「小さな批判的な自分の言うことにとらわれないで、恥ずかしげもなく書くこと」とのことです!

それでは、それぞれの項目を、筆者の具体例とともに紹介します。


【WILL】

このワークにおいて、WILLが特に大事だと言われています。

その理由は、2つ。

1)目標が決まれば、他の2つが自然に絞られてくるから

2)目標を間違えると、他の2つも間違えるから


私は「選ばれるライター」へ近づくためには、スキルが必要だと考え、こちらをWILLの1つとしました。

●WEBライター検定1級合格

1級に合格すると、クラウドワークスのプロフィールページにこのように掲載されます。

最高難度の検定です。
執筆テストに通過し、構成案の作成から、高品質な記事の作成までを、一貫して請け負うことが可能。
マーケティングを意識し、読者を魅了する、非常に高度なライティングスキルを有しています。
記事単価目安:2,000文字~3,000文字 18,000円

クラウドワークス WEBライター検定1級 合格証

スキルは自分の単価(価値)を上げることであり、収入・時間を得るための武器になると考えます。


【CAN】

実は、私は一度WEBライター検定1級を受験し、不合格となっています。

とはいえ、ライターとして持っている強み・できることはあるはずなので、再度確認します。

●WEBライターコース/WEBライターコースPRO/取材ライティングコースを受講して得た知識

●クラウドワークスWEBライター検定2級・3級に合格するスキル

●1回目の1級検定で合格した単元のスキル

●1年半の実績(案件・トライアル・noteに掲載した記事など)

こうやって見ると、「自分も頑張ったな」「意外にできることが増えてる!」と自信にもつながりませんか?

できることを確認することで、これから続けていくモチベーションにつながります。


【MUST】

いよいよ、これから私が取り組むべきことを明確にしていきます。

1級合格の条件として

1)書き慣れている

2)実務経験が必要

と言われているため、まずは記事を1つでも多く書く必要性を感じ、こちらを設定しました。

●記事執筆数を増やす


スキルの面では、検定のフィードバックがもらえているので、こちらを設定しました。

●1級検定を振り返り、不足しているスキルを補う

この2点が、次回1級合格を目指すために、私がこれから取り組む課題だと明確になりました。

ここから、例えば「案件に○本応募する」「PROコースを復習する」など、具体的かつ数字を設定するとより目標へ近づけます。

未来のありたい自分へ

「選ばれるライター」に近づくための、「WILL-CAN-MUST」についてご紹介しました。

未来のありたい自分と、過去に頑張った自分、そして今から未来へ走り出す力。

わくわくしてきませんか?


ただし、「WILL-CAN-MUST」は、書くだけでは十分に活用できません。

「目標は無理のない設定だったか?」

「設定期間は適切だったか?」

など、シートを見直し、運用できてこそ「選ばれるライター」に近づきます。

気軽に取り組めるので、一度試してみてはいかがでしょうか。


わくわくする気持ちで、スキルアップに取り組める、「WILL-CAN-MUST」。

「自分マーケティング計画」は、いよいよ自分を売り出していく段階に入ります。

後半もライターゼミメンバーの成果が楽しみです。

投稿者プロフィール

yacco
yaccoデザイン担当 兼 学びレポート記事の執筆担当
フリーランス|グラフィックデザイナー×WEBライター
ライターゼミ・ライターBOXのロゴデザイン、及び公式グッズのデザインを担当。

2020年11月 クラウドカレッジ WEBライターコース受講
2022年01月 クラウドカレッジ ライターコースPRO受講
2022年04月 クラウドカレッジ 取材ライティングコース受講
クラウドワークス Webライター検定2級・3級取得

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