2023年振り返り「ライターゼミは共創分散型コミュニティー」

この記事は「ライターゼミアドベントカレンダー2023」に参加しています。

今回は、ライターゼミ主宰の田中健士郎さん(たなけんさん)に、2023年のライターゼミの活動を振り返っていただきました。

でもそこはライターゼミ。ただ振り返るだけじゃつまらない…ですよね?

というわけで

この3つでのコラボ企画でお送りします!

2023/12/22深夜、にっしーさんのPodcast「にっしーの、やってみな、わからんやん」を収録しました。
参加したのは、にっしーさん、たなけんさん、まあちの3名。
1時間半の収録音源を元に、まあちが記事化いたしました。

ライターゼミアドベントカレンダー2023の最終日。
皆さんへのクリスマスプレゼントとして、記事とPodcast配信を同時にお届けします!

2023年のライターゼミを振り返って

にっしー
2023年はどんな年でしたか?

たなけん
今年はすごい1年だったなと思います。ライターゼミが発足して3年ですが(2020年12月発足)、イベントや企画、オフ会、外の企業やコミュニティーとのコラボも、一番多かったんですよ。

にっしー
いろいろなメンバーが、さまざまなイベントや企画にチャレンジした年でしたよね。たなけんさんが言っている「共創分散型」コミュニティーの本領発揮だったのではないでしょうか。

たなけん
「共創分散型」って、僕が運営しているPodcast「働き方ラジオ」にゲストで出ていただいたコミュニティー運営の大先輩で議論メシの黒田さんと話してたときに生まれた言葉なんです。

コミュニティーって2種類ぐらいあるんですよ。

ひとつは中央に集中している「中央集権型
インフルエンサーや芸能人が運営しているようなコミュニティーですね。中央にいる人の話が聞きたくて集まったり、中央の人の強いリーダーシップでいろいろな企画を進めていく。

もうひとつはみんなで共に創る「共創分散型
分散していろいろなところでさまざまな企画が生まれていく。ライターゼミや議論メシはこちらですね。

今年はそれを象徴するような年だったなと思います。

メンバーの挑戦が増えた「共創分散型コミュニティー元年」

たなけん
ライターゼミのコンセプトは「ひとりではできないチャレンジを 仲間がいるからできる。続けられる。
挑戦が大きなテーマなんです。
これまでもたくさんの挑戦が生まれましたが、今年は本当に多いですね。

Podcast「にっしーの、やってみな、わからんやん」配信開始

にっしー
僕のPodcast「にっしーの、やってみな、わからんやん」が始まったのも挑戦のひとつでした。

たなけん
にっしーさんは最初からライターゼミのメンバーを巻き込んで「始めます!」って宣言したんですよね。

にっしー
3月くらいに初めてライターゼミのオンラインイベントに出て「やります」って宣言して。そうしたら皆さんがすごく盛り上がって、その次の月から始めました。

たなけん
自分で自分を追い込むスタイルですね。宣言しているから、みんなが前のめりで応援してくれるんですよ。

にっしー
実は、配信を2~3回やってみてここからどうしようかってなったとき、ゼミメンバーが数人集まって一緒に今後の方向性を考えたんです。そこから、ライターゼミの皆さんを一人ずつゲストに呼んでいろんな話を聞いていこうみたいな企画が始まりました。

SAKURAEさん津山市でセミナー開催

にっしー
SAKURAEさんが岡山県津山市でセミナーを開催したのも挑戦ですよね。まあちさんと山口ちゆきさんが登壇して、そこにライターゼミのメンバーが集まってきて。

まあち
もうびっくりしました!当日あんなにたくさん集まるって聞いてなかったので。

にっしー
広島や大阪や東京からね、遠くは仙台から集まって。

たなけん
津山市を巻き込んだ大きな挑戦だったんですよ。そこに10人以上のメンバーが集結したのも驚きでしたけど、これぞライターゼミ。みんな応援する熱量が半端ないんですよね。 

にっしー
ライターゼミのメンバーは、応援も楽しんでるんですよね。

ライターゼミ恒例イベント「ライゼミLIVE!」開始

にっしー
毎月1回開催されているオンラインイベント「ライゼミLIVE!」も今年からですよね。

たなけん
1カ月間のライターゼミの振り返りをするオンラインイベントなんです。きっかけは「ライターゼミ内で起きていることが分からない」みたいな声があったこと。チャンネルが多いので全部の話題についてはいけない。もちろんついていく必要はないんですが、みんなが盛り上がっているとやはり気になりますよね。

ちょうど同じころに、洋介さんがイベント企画を持ってきてくれたんです。イベントでライターゼミ内の1カ月を振り返れば、あまり活発に参加できなかった人もライターゼミの中でどんな活動や話題があったのか分かるんじゃないかって。

 にっしー
これはかなり大きいんじゃないですか?共創分散型という意味でも、みんながみんなを知ることができる。

たなけん
大きいですね。洋介さんがファシリテーターをずっとやってくれていたんですけど、この数カ月は交代制で毎月ファシリが変わっているんです。いろいろな方がやってくれるので、それも楽しいんですよね。

にっしー
ファシリをしてくれる方のことも知ることができるし、いい機会になりますよね。

内省系ワークショップの開催

にっしー
今年は内省系ワークショップも多かったですね。

たなけん
自己啓発系のワークショップはライターゼミのテーマになるって、及川さんがいろいろな企画を請け負ってくれたんです。僕はあまりイメージできなかったんですけど、実際にやってみると皆さんの満足度がめちゃくちゃ高くて!
自分のことって自分が一番知らないんですよ。それが分かることで普段の仕事や人間関係がスムーズになっていく。みんなと一緒に自己開示をするので、よりメンバーの仲が深まっていくみたいなこともあったんじゃないかな。

にっしー
みんなの関係がよくなったり、よく分かってもらえるようになったり、そういう感じがしました。

たなけん
いろいろな人が挑戦するきっかけというか、自分を出していいんだって思う流れを作ったのかもしれないですね。

アドベントカレンダー2023

たなけん
まあちさんが発起人ですよね?始めようと思ったきっかけはあったんですか?

まあち
昨年、他の企業やコミュニティーでやっているのを見て、ライターゼミでも皆さんが書いた記事をまとめて読めると面白いかなと思って提案したんです。既に公開されている記事で参加していただくような気楽なイメージでいたら、皆さんこのために新しく記事を書いてくれて、すごくびっくりしました。

たなけん
自己開示をするような記事もあったりね、読んでいて感動しましたよね。「アドベントカレンダー」っていうコンセプトを打ち出すことで、皆さんの背中を押す効果があったんですね。

にっしー
普段なら書かないで流しそうなところを、皆さん書いてくれてましたね。

たなけん
まあちさんって普段は人の企画を形にするサポート役をよくやっているんですけど、実はまあちさん発信の企画って…

まあち
初めてなんです。

たなけん
これ、びっくりですよね!

にっしー
それは、なにか心の変化があったんですか? 

まあち
さっきも話題になっていた内省系ワークショップですね。私は自己開示が苦手で以前はそういうのは避けていたんですが、今回は何となく入ってみようかなと。そこで自分の思ったことを皆さんの前で話す機会が何回もあったんです。そうしたら、何を言ってもライターゼミの方は受け入れてくれるんで、言っていいんだっていう気持ちになりました。そういうところが変化と言われたら変化かもしれないです。

たなけん
ワークショップや自己分析をやったことで、自己開示して自分も挑戦していいんだって思えたんですね。まあちさんって、ライターゼミで中心的にいろいろやってるように見えてると思うんですけども、そんなまあちさんでも自分から提案していいのかなやめとこうかなっていう葛藤があったんですか。

まあち
皆さん本当にやりたいことがたくさんあるから、その中で私が言ってもいいのかなっていうのはずっと思ってました。そこから一歩外に出られた感じです。

にっしー
今までずっとライターゼミにいた人が変わったっていうのは、すごいですね。全ての人が影響し合ってるんですね。

たなけん
これが共創分散型か。本当に皆さんが皆さんの影響を受けてますね。

外とのつながりが広がっていく

にっしー
今年は外部とのつながりも多かったですね。「ワクワクtoできる」のワークショップもその一つですよね。

たなけん
町工場の方々とのコラボでイベントやワークショップをしたりね。最近ではゼミメンバーが工場見学にも行っていますし。
コミュニティー同士のコラボもしましたね。議論メシさんとの合同オフ会や、成相さんっていう音楽系のコミュニティーをやっている方ともコラボオフ会とか。
竹林一さんをお呼びして『4つの「しごと」』についてのお話も聞きました。

にっしー
いろいろな刺激を受けましたね。

たなけん
1年目はライターゼミを0から形にする土台固め。2年目は内側を「まち」ととらえてさらに地盤固めしました。それで3年目は外に広げることをすごく意識したんですよ。

でも、内側が大切なのか外側が大切なのかっていう話になって。「まちづくり委員」ってライターゼミのいろいろなことを一緒に考えるメンバーがいるんですが、そこでかなり話し合いました。
僕は2年目にライターゼミの地盤は出来上がったと思ったんです。だから外へ気持ちが向いていたけれど、内側を置いていっているように見えたんですね。その辺りはいろんな対話をしましたね。

まあち
皆さんといろいろお話しましたね。

たなけん
みんな、ライターゼミが大切なんです。「まち」をよくしたいって思いは一緒だし、僕があらためてこのコミュニティーをめちゃくちゃ大切に思っているみたいな話もして、内側の居場所作りと外側への発展のどちらも本気でやるぞってなりました。

にっしー
どちらも並行してやっていけることじゃないかとは思いますよね。外からの刺激がないと内側が停滞しそうな気もします。

たなけん
そうなんですよね。もちろんそれはみんな分かっていて、僕の意識の問題だったのかなと思います。ライターゼミから離れて外でやっているように見えたんですよね。「そんなつもりはなくてもそう見えるんですよ」って当時フィードバックしてくれたメンバーもいて、ああそうかって、そこで僕の意識も変わりました。

みんなが真剣に向き合ってるコミュニティーだからこそ、あるべき方向に進んでいってるなと思います。

にっしー
町長も成長してるんですね。

まあち
町長も成長しましたよねー。

たなけん
そうなんですよ。僕もめちゃくちゃ変化がありました。

2023年のオフ会は30回以上

たなけん
2023年は30回オフ会をやってるんです!

にっしー・まあち
すごい!

たなけん
大規模なオフ会はもちろん、メンバー2人が会ったみたいな小さなものも含んでます。僕が毎月開催している「スナックみらぼ」って日替わりママをしているお店があるんですけど、そこにもライターゼミのメンバーが来てくれてオフ会みたいになっていてそれも含みます。でも、月に2~3回オフ会があるコミュニティーってなかなかないんじゃないですかね?

まあち
しかも全国でね。

にっしー
小さい集まりがいっぱいあるって、みんなが本当に仲良くなってるっていう感じがしますね。

たなけん
Slackの投稿数も1日50回とかやり取りされてるんですよ。それだけ活発にやり取りをしていると会いたくなってくるんですよね。「今度広島行くから会わない?」「北海道行くから会おうよ」「長野メンバーでちょっとランチしない?」みたいなね。会いたいから集まるって流れも同時にできてきていて、すごくいいなと思います。

にっしー
全国にメンバーがいるっていうことも効いてるんですよね。

たなけん
全国規模のコミュニティーだからこその面白さですね。

2024年も引き続き

たなけん
2024年が始まります。

にっしー
来年はビッグ雑誌プロジェクト(ライターゼミで雑誌を作ろう企画)もね、やるしかないと思います。来年早々から、雑誌プロジェクトのSlackチャンネルを活発化させようかな。

たなけん
いいですねえ。まあちさんは来年何かやりたいことありますか?

にっしー
まあちさん、来年はもう1つぐらい企画してくださいよ。

まあち
今年1つ企画したので、来年は2つぐらい企画を出しましょうか。

たなけん
次は2つ、新しい挑戦を。いいですね。

僕の2024年は、そうですね。共創分散型コミュニティーが形になってきたので、さらにいろいろな人がどんどん挑戦する場になっていくといいなって思っていて。2023年は外とつながり始めたので、2024年はさらに拡大して形にしていく、みたいなところかな。 

にっしー
それぞれ頑張って今年以上にね。新しい方も入ってきましたし、いろいろな方がいろいろなものを持ってきていただけるんじゃないかなと思います。

たなけん
この放送を来年末に聞いたときに「2024年は想像してたより全然やばいよね」ってなりそうですね。

にっしー
どんどん充実してるんじゃないかなと思います。
もう一つ、どこかで全国大会みたいなのをしてみたいですね。ライターゼミ発足5周年とか?

まあち
ちょうど今が3周年ですね。

たなけん
ちょっと準備して2年後ぐらいに総会?沖縄に行きたいな。

にっしー
思い切ってそういうところがいいかもしれませんね。

たなけん
10周年はイタリア!みたいなね。

にっしー
ひょっとしたら5周年がイタリアかも知れないですよ。

たなけん
まじか!ありえるな。海外いいですね。

まあち
5周年にイタリアへ?!

たなけん
みんなでお金貯めて!目標ができますね。

にっしー
再来年、イタリア行くらしいですよ皆さん。お金貯めましょうね!

まあち
お金貯めよう!

にっしー
ではこの2023年総まとめは、この辺で。来年もよろしくお願いします。

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▼Podcast「にっしーの、やってみな、わからんやん」音声配信はこちらからどうぞ

投稿者プロフィール

まあち(森まゆみ)
まあち(森まゆみ)
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