「自分マーケティング」とは?自分を知ることが最強のスキルになる理由とは?

ライターゼミでは、現在「自分マーケティング」という企画が進行しています。

自分を知り、自分を客観的に見て、自分を売り込む計画を作るという企画です。

あなたの中には、あなたしか持っていない才能があります。

それに気がつかないと、自分を活かせる場所が分からないまま、仕事をすることになってしまいます。

まずは、自分の才能を知ることから始めましょう。

「自分マーケティング」は4STEPです。

①自分を知る

②自分を客観的に見る

③自分マーケティング計画を作る

④PDCAサイクルを回して自分を知る

「自分マーケティング」企画を考え、提案してくださった桜会ふみこさんに、お話をお聞きしました。

あなたが苦労もなくできることが、他人から見たらすごい才能なのです。

あなたの才能を見つけて、必要とされる場所で役立ててください。

桜会ふみこさん

プロフィール
ライターゼミメンバー
2021年8月からライターとして活動
製薬メーカーで29年勤務
ファミリーサポートセンター広報誌「ファミサポ通信」を8年間担当
桜会|note

「自分マーケティング」とは?まず自分を知るために「4つのこと」を考える

ーーSTEP1では「自慢50個」「気になる自分20個」「好きなこと50個」「嫌いなこと50個」を考えました。

「自慢50個なんて無理!」とゼミメンバーも驚いていましたね。

50個も考えることに意味がありますか?

20個くらいまでは、理性で考えてしまいます。

50個も書くとなると、感覚的になり、潜在意識と向き合うことになるはずです。

無意識の自分と向き合ってください。

自分の中に、自分のことを否定する“小さな自分”が住んでいませんか?

“小さな自分”が「そんなこと書いて……」と言っても、無視して考えてくださいね。

100個でもいいです。

ーー桜会さんが、最初に自慢を50個書いて、見せてくれました。

「花の美しさが分かる」「美味しい大根を見分けられる」を見て、自慢とはこういうことなのだ、と気がつきました。

私は資格もないので、自慢なんてないと思っていましたが、なんとか50個書けました。

「皆さん謙虚なので、自分の持っているものは大したものではない」と思ってしまいがちです。

でも、本当は皆さんが素敵な個性の持ち主です。

人って、自分の中にあるものは、当たり前になってしまいます。

でも、皆の前に出してみると、当たり前ではないんですね。

「自分が持っているものは大したことはない」と思って、蓋をしてしまうのは、もったいないと思います。

料理ができることも、できない人から見たら立派な自慢です。

ーー次は「気になる自分を20個」ですね。

こんなことを書いて、性格が悪い人だと思われないか……と、ゼミメンバーも気にしていました。

でも、相手の欠点を見ても、嫌いにはならなかったですよね?

ーーはい。皆、同じようなことを気にしているのだと分かり、親近感がわきました。

人の欠点が可愛らしいと思えるのであれば「自分の欠点も人から見たら可愛らしいものかもしれない」と気づいてもらえるといいかと、ステップに入れました。

気になる自分を改善していくというより、認めるといいのではないかと思います。

欠点ではなく、特徴なのです。

ーー「好きなことを50個」は自慢とは違うのでしょうか?

「ずっとしていても飽きないことを動詞で」考えるといいですね。

苦もなく続けられることが、好きなことです。

好きなことの近くに、得意なことがあります。

ーー「自分マーケティング」は分かりやすく、誰でも取り組みやすいですね。

桜会さんが考えたものなのですか?

「自分マーケティング」という言葉は、私の造語です。

ーーライターゼミでやるために、考えたのですか?

子育て中に、思いついたことです。

当時は、雇用機会均等法の影響もあり、女性は自己実現のために、外に働きに出るのがいいという風潮でした。

その一方で、働きに出るのではなく「家にいて家事をしていたい」と思う方もいます。

それは、どちらがいいとか悪いとかいう話ではないのです。

どちらもオーケーなんだということを伝えたいと思いました。

外に出たい人は出るし、家にいたい人はいればいい。

こうあるべきと押し付けるものではないと思います。

「自分が選択したことを肯定できる」ということが大事だと感じました。

ーー自分で自信を持って選択して、それを活かしていくということですね?

お惣菜を作るのが得意なお母さんは、仕事で忙しいお母さんに販売してもいいですよね。

自分の得意なことは、必ず誰かのためになります。

自分を理解して回していけば、世の中もうまく回るはずです。

ライターゼミで「自分マーケティング」をやった結果とは?自分を相手に知ってもらう意味とは?

ーーライターゼミで「自分マーケティング」を提案したのはなぜですか?

「自分マーケティング」は、自分のことを書いて、他人の意見を聞くという相互作用が必要です。

信頼している人に見てもらう必要があります。

ーーゼミメンバーで、お互いの自慢を見たとき「より相手のことを知ることができた」と盛り上がっていましたね。

いい所も悪い所も、他の方が鏡になり、自分の個性だと思えたのではないでしょうか。

ライターゼミは、懐が広く、何でも受け入れてくれるコミュニティです。

お互いの信頼感がないと「自分マーケティング」はできないので、ライターゼミで行うのが効果的なのではないかと考えました。

ーーメンバーの挑戦や挫折を、暖かく応援してくれるコミュニティですよね。

「自分マーケティング」のミーティングでは、桜会さんが手配してくれたライターゼミのメンバーが、講義を担当してくれます。

村上光子さんが、専門のマインドマップの作成方法をレクチャーしてくださいました。

「WILL CAN MUST」の回では、おしょうさんが有意義なお話を聞かせてくれました。

ゼミメンバーの多才さはご存じでしたか?

もちろんです。

皆、頼りになるメンバーばかりです。

ライターに「自分マーケティング」は必要?どのように活用できる?

ーー「自分マーケティング」はライターとして活動していくときに、役に立つでしょうか?

提案文を書くときに、自分の得意なことが分かっていれば、自信をもって応募できると思います。

自分の得意や苦手が分かっていないと、自分に向かない案件に応募してしまうかも知れません。

事前に、苦手な場所へ踏み込むのを防ぐことができます。

私にも役に立ちました。

それまで、ブログを立ち上げたかったのですが「何を書こう?」と悩んでいました。

自分マーケティングの中で、実家を片づけてアパートを建てた自慢を書いたら、ゼミメンバーが「すごい」と言ってくれたので「じゃあブログに片づけのことを書こう」と思いついたんです。

ーー自慢が50個あっても、ライティングには結びつかないのでは?と考えてしまうこともありました。

自慢は、文章を書くことに影響しますか?

自分の自慢は、心を豊かにしてくれます。

ライターにとって、心の豊かさは大事なことだと思います。

長い目で見たら、そのことで文章が変わっていくのではないでしょうか。

先ほどのブログの話のように、自分の趣味が分かれば、自分にしか書けないジャンルが見つかるはずです。

そこが、自分を売り込むポイントになります。

自分を知ることは、必ず仕事に結びつくようになりますよ。

最後に

自分の相棒である自分を知る。

自分の得意を理解し、どこで活かすことができるのかを考える。

自分の得意を活かせる場所に売り込んでいく。

「自分マーケティング」は、最強のスキルになりそうですね。

現在、ライターゼミでは「自分マーケティング」STEP2を進行中です。

続きをまた、ライターBOXで紹介していきます。

ご期待ください。

取材日:2022年4月27日

インタビュアー:yuki

投稿者プロフィール

yuki
yuki学びレポート記事の執筆担当
2021年2月 クラウドカレッジ WEBライターコース受講
2021年6月 クラウドカレッジ ライターコースPRO受講
2022年2月 クラウドカレッジ 取材ライティングコース受講
現在クラウドワークスにてお仕事受注しています

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https://twitter.com/yukiko72189