自分マーケティングの振り返りから見えてきたこと

自分マーケティングのワークをやってみようと思ったきっかけとは?
「自分マーケティング!?」
なんだろう……。
初めて知った言葉に反応。
「自己分析して客観視したのち、自分を売る最適な状態を導き出して仕事につなげていく」
説明を聞いて興味を持ったわたしは、「課題をこなしていけば、他にも新発見があるのでは!?」と、ワクワクしながら、一つずつ課題に取り組んでいきました。
今回、メインで取り上げたいのは、「WILL CAN MUST」。
この課題については後ほど解説しますね。
その前に取り組んだ課題の振り返りをご紹介します。
なぜ振り返りが必要なのか!?
関連性があり、より奥深く自分マーケティングに取り組めると考えたからです。
ではさっそく、順に追っていきましょう。
1.「WILL CAN MUST」につなげる前の下準備をしよう!

1-1 自分の自慢になるところは……
課題①は、「自分の自慢を50個挙げてみよう」です。
いざやってみると、私は20個ぐらい書き出した後から思うように進みませんでした。
これは自慢になるのか?というような些細な点も拾い上げていくことで、なんとか50個書き出すことに成功!
そして、50個も自慢になるところがあったのか!!と、びっくりしました。
1-2 気になる部分と理由を考えてみると……
課題②は、「気になる自分を20個あげて気になる理由を考えてみよう」です。
「気になる自分」とは、常日頃気になっている自分の性格や見た目など、自分が思い悩んでいることです。
気になる部分ならいっぱいあるから、すぐに20個は達成できるだろうと安易に考えて取り組んでいきました。
しかし、ワークをしてみると、あまり自分でも自覚していなかったところが見つかりました。
自分が気になることは改善したいことなのか、という新たな発見があり、やってみてとても良かったです。
1-3 好きなものは……
課題③は、「好きなものを50個挙げてみよう」です。
このテーマなら、書き出しやすそうだと思って取り組んでみたものの、課題①のように相当時間がかかってしまいました。
その原因の一つに、「好きなもの」と書いてあるから、漢字の「物」ということしか頭になかったため、すぐに行き詰まってしまったのです。
思い込みは、恐ろしいですね……。
「もの」をひらがな表記で表しているのは、形式名詞だからか、ということに後から気づきます。
- 単なる「もの」だけだと意味をなさないけれど、他の単語をつなげて表現する
- 「もの」は具体的に目でみて確認できるものを対象としている
例文買取センター「【もの】と【こと】の意味の違いと使い方の例文」
https://reibuncnt.jp/1668
1-4 嫌いなものは……
課題④は、「嫌いなものを50個挙げてみよう」です。
嫌いなものも、課題③と同じくらい大変でしたが、若干、リストアップしやすく感じました。
ワークをやってみて、私は感覚的には「嫌いなもの」というより、「苦手なもの」という感じがありました。
そう考えていくと進み具合は良かったです。
また、旅先で良かった思い出ばかりより、アクシデントがあった時の方がより深く記憶に刻まれる経験があります。
それと同じように、嫌いなものの方が印象深くて引き出しやすかったのかな、と思いました。
1-5 課題①〜④を通して強く感じたことは……
「気になる部分・嫌いなもの」は、「得意なもの・好きなもの」以上に、宝箱=可能性を秘めている大切な部分ではないか?
そして、「気になる部分=嫌いなもの、苦手なもの」が変化すると、「好きなもの」に。
さらに進化すると「得意なもの」になるという気づきを得たのです。
例えば、わたしが子どもの頃、「ナス」が嫌いでしたが、「そのうち好きになる!」と自分に暗示をかけて飲み込んで食べていました。
理由は、嫌いな食べ物があるせいで、
- おいしく食べられないし、残念な思いをする!
- 自分も周りもおいしく食べられないのでは?
- 食べ物を粗末にして残してしまう!
- 調理する側に迷惑をかけたくない !
食物アレルギー持ちの場合は仕方ないけれど、「食べ物は好きなのに、嫌いな食べ物があるせいで、損をしたくない」という根性があったというところでしょう。
でもそのおかげで、いつの間にか克服しておいしく食べられるし、その素材を使って調理もできるようになっているのだから、ありがたいことだと実感しています。
その点を踏まえると、以下のメリットを挙げることができました。
- 「嫌いなもの」を克服していけば、精神性、人間性、対人関係能力、バランス力もUPする
- 克服したことが自分の自慢にもなり、自己肯定感も上がる
- 幸福度が上がる
そして「ナス克服」の一例は、次に紹介する「WILL CAN MUST」にそのまま当てはまっているな、と気がついたのです。
2.1で挙げた課題につながる「WILL CAN MUST」!
2-1 「WILL CAN MUST」とは……
未来の自分はこのようになっているという目標=「WILL」を先に決めてから、願望止まりでなく、実現させるためのやるべきミッション=「MUST」と、今できること、これからできるようにしたい=「CAN」を設定。
期間を定めて小目標を立てて、3ヶ月経ってできていない場合は、「WILL」を見直してみることをお勧めするという説明がありました。
WILL | 「こうなりたい」という目標 | → どんな商品にしたいの? |
CAN | 今できること、これからできるようにしたい | → 使える材料と足りない材料は? |
MUST | 「WILL」と「CAN」のギャップを埋めるためにすべきこと | → 強みのアピールと、足りない材料を補うために何すればいい? |
2-2 わたしの「WILL CAN MUST作成の過程」!
この課題では、「WILL CAN MUST」をそれぞれ30項目書き出していきます。
50個に比べれば少ないですが、30項目すべて書き出すのにかなり時間がかかってしまいました。
また、仕事のアイデアへつなげるのも少しハードルが高いと感じたので、今の自分から乗り越えて成長している未来=「WILL」と、自身を俯瞰することにして挑戦!
説明の通りに「WILL」を決めてから「CAN」「MUST」を考えればいいのに、始めは「CAN」を決めてから「WILL」「MUST」をやってみるとどんな感じかと思ってやってみました。
しかし、すぐにギブアップ!
理由は、「WILLのこうなりたい」と「CANのこれからできるようにしたい」というのがごっちゃになって混乱してしまったからです。
すぐに、説明の通りに「WILL」を先に決めて、思いつくことから先に30項目の「WILL」を書き出し、次に「CAN」に取り組みました。
わたしの中の「CAN」は、「現状の自分でできている部分を強みを認識して、その上、MUSTにつなげるための小目標」というイメージ。
CANをうまく活用してMUSTを設定、MUSTを克服した先の未来像のWILLを考えながら楽しく30個書き出していきました。
3.課題を振り返って
もう一度、課題を振り返り、特に気になったところを箇条書きで挙げてみました。
課題①の「自分の自慢を50個あげてみよう」を見直すと……
- 自分の弱点をあえて自慢に入れて自己肯定感をあげている
- (例)すぐにびびる、世話を焼き過ぎてしまう時がある
- 見よう見まねや、普段できていることも自慢に入れている
- (例)おにぎりが作れる、きれいにゆで卵の殻をむける
- 趣味があること
- (例)食べることが趣味でもいい
- 頭と身体を同時に動かすこと能力開発に繋がっていること
- (例)手の指回しの複雑版ができる
- 細々とでもマイペースでコツコツやることの大切さ
- (例)書道は20年以上続けて、時々仕事をもらえるようになった
- 自分の強み=自慢につながる
- (例)自分しかできないことが誰でも必ずある
課題③の「好きなものを50個あげてみる」を見直すと……
- 心が充実している
- うれしい気持ちである
- 楽しい気持ちである
- 好きなことに集中して時間を使っている
- 新しい発見や学びを得た時の新鮮さを味わえている
- 「好きなもの」=「幸せに過ごせている」=「感謝の気持ちが生まれやすい」
4.最後に
毎日記録をするということも苦手ですが、5割できたらOK!というぐらいの気持ちでいけば、続けていけそうです。
克服して笑顔になっている姿をイメージして自己暗示をかけて、後は忘れる。
日々、淡々と自分の課題と向き合って過ごして、時間を大切に使って生きていきたいと思います。
そして、これらのワークで得たことをベースにして、仕事につなげていこうと計画中です。
この記事を読んでなにか参考になれば幸いです。
投稿者プロフィール

- 学びレポート記事の執筆担当
-
平成21年に台湾発祥の若石健康法(足もみ)に出会う。翌年には、日本漢方の先生より食養生の指導を受けながら、食と身体の向き合い方を学ぶ。足もみのプロ資格を取り、独自に研究を重ねながら足もみ整体と書道で活動中。
note:https://note.com/sachi_hanasaku/
Twitter:https://twitter.com/sachibiwa1
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