【在宅】Webライター どう乗り切る?! 子どもの夏休み

毎年やってくる約1ヶ月半の長~い休みと言えば、子どもの夏休み。

小学校低学年や未就学児のお子さんがいるWebライターさんの中には
「子どもが一日中家にいると仕事が思うようにはかどらなくて……」
「みんなどうやって乗り切っているんだろう?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんなWebライターさんの悩みに応えるため、以下のラインナップで乗り切るヒントをご紹介します。

  • 子どもの夏休み、みんなどうしてる? 在宅Webライターにきいてみた
  • 夏休みのあるあるベスト3と乗り越え術
  • がんばらなくてOK! カンタンごはん
  • ツライだけじゃない! 夏休みの意外なメリット

少しでもラクになり、過ごしやすい夏休み(もちろん、夏休みだけではなく他の長期休みでも!)になる助けになればうれしいです。

子どもの夏休み、みんなどうしてる? 在宅Webライターにきいてみた

子どもの世話やごはん作りなどの家事をこなしながら在宅で仕事をしていると、自分と同じようなママやパパたちはどう乗り切っているんだろう?と気になりますよね。

そこで、私が所属しているWebライター向けのオンラインコミュニティー「ライターゼミ」のWebライター3人に、下記の内容をきいてみました!

  • 夏休みのある日のタイムスケジュール
  • 仕事量の調整、仕事時間の確保について
  • リフレッシュ方法

※ライターゼミとは?
Webライター向けのオンラインコミュニティー。「ひとりではできないチャレンジを、仲間がいるからできる。続けられる場所」をコンセプトに、さまざまな活動を行っています。

藤本ゆう子さん(お子さん:小学2年生)の場合

  • 夏休みのある日のタイムスケジュール

  6:30 起床・朝食・家事など
10:00 仕事
12:00 昼食
13:00 仕事
15:00 子どもとの時間(遊びや習い事の送迎など)
17:30 夕飯の支度
19:00 夕飯
20:00 子どもの入浴など
21:00 自分の時間(子どもは一人で就寝)
23:00 就寝

  • 仕事量の調整、仕事時間の確保について

「月に1回、クライアントさんとのミーティングがあるので、そのタイミングでその月に可能な仕事量を早めに伝え、夏休み中は仕事の量をセーブしています。子育て中であることを分かってくださっているクライアントさんなので、調整は比較的しやすいですね。

夫の仕事が休みの日にガッツリ子どもの相手をしてもらっています。できれば昼食も外で食べてきてもらい(笑)、週1日か2日は7~8時間のまとまった仕事時間を確保しています。ワーケーションと称して1週間ほど実家に帰省し、両親に子どもをみてもらっている間に仕事をすることも。あと、朝5時から6時くらいまでの1時間、朝活をすることもありますね」

  • リフレッシュ方法

「急ぎの仕事がない限り、夜はのんびりと過ごしています。最近のお気に入りのリフレッシュ方法は、山に登ったり、花を愛でたり、自然と触れ合ったりすることです。癒やされますよ」

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まとまった仕事時間を確保するためのやりくりは、一人ではなかなか難しいことも。ご家族に協力してもらうのはいいですね。木々の緑など、自然と触れ合うと目の疲れにも効きそうで魅力的です!

sawaなつさん(お子さん:小学3年生・小学1年生)の場合

  • 夏休みのある日のタイムスケジュール

2:30 起床、掃除などの家事
3:00 仕事
4:30 夫と朝食
6:00 仕事
7:00 子どもの朝食の用意・洗濯・掃除などの家事
8:30 仕事
12:00 昼食
12:30 仕事
15:00 夕飯の準備・子どもの習い事の送迎、夕飯、入浴など
20:30 子どもと一緒に就寝

  • 仕事量の調整、仕事時間の確保について

「対応できる仕事量を前月や前週にクライアントさんに申請しているので、早めに伝えて少し減らしてもらっています。まとまった仕事時間は朝、子どもたちが起きてくるまでといった感じです。日中は子どもたちがリビングで遊んでいるのを横目にダイニングテーブルで仕事をしていますね」

  • リフレッシュ方法

「YouTubeやInstagramで好きなアイドルを見て癒やされています(笑)。あと、ネイルをすることもありますね。指先がかわいいとテンションがあがります!」

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起床時間が2:30ということにビックリです! sawaなつさんの生活のリズムになっているのですね。夜明け前の静けさが集中力を高めてくれそうです。指先は仕事をしている時も目に入るパーツなので、おしゃれしたくなりますよね。

ヨウコさん(お子さん:中学3年生・小学2年生・幼稚園の年長児)の場合

  • 夏休みのある日のタイムスケジュール

7:00 起床、朝食、家事など
9:00 外出(公園遊びや子ども向けイベントへ)
12:00 昼食(出先で食べることも)
13:00 仕事
16:00 スーパーへ買い物に
17:00 夕飯の支度
19:00 夕飯
20:00 入浴など
21:00 寝かしつけ
22:00 (急ぎのものがあれば)仕事など
12:00 就寝

  • 仕事量の調整、仕事時間の確保について

「クライアントさんには早めに伝えて執筆本数を減らしてもらっています。午前中は子どもたちと外に遊びに行くことが多いので、昼食後~夕方の時間帯をまとまった仕事時間にしていますね。急ぎの仕事がある場合は夜活もしますが、疲れている時は子どもたちと一緒に寝て朝活することもあります」

  • リフレッシュ方法

「好きなアイドルの動画をみて楽しんでいます。下の子2人の寝かしつけが終わったあと、一番上の子と一緒にみることもあります! 日中は下の子2人にかかりっきりなので、上の子とのコミュニケーションになっていますね。最近は耳で聴く本(オーディオブック)にハマりはじめていて、夕飯の支度をする時に聴いています」

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午前中はお子さんと遊び、午後から仕事に集中されているとのこと。メリハリをつけているのがいいですね。オーディオブックは耳学しながら家事など別のことができるので、時間の有効活用にもつながっているのではないでしょうか。

夏休みのあるあるベスト3と乗り越え術

今回おききした3人のママWebライターは、夏休み中は仕事をセーブしているようですね。しかし、仕事をセーブしていても普段どおりには進まず、大変なこともあるのが夏休み。具体的にどんなことが大変なのか、小学2年生と幼稚園の年長児の子どもがいる我が家の場合も交えて“あるある”ランキングと、その乗り越え術もご紹介します!なお、“あるある”ランキングは私個人の見解で作成したものです。

“あるある”第1位 仕事が中断されがち→「集中タイム作戦」で乗り切る!

仕事中、もう少しでキリがいいところ!と集中力が高まっている時に限って「ママー!」と呼ばれること、ありませんか。仕事に戻っても、どこまでしていたか思い出すところから始めるので効率が悪くなることも……。

このような場合は、「親子でもくもく集中タイム作戦」で乗り切りましょう! 未就学児なら折り紙や塗り絵など、小学生なら宿題をする時間を仕事の時間に充てることで中断されることは少なくなるはず。親子で集中する時間は意外と楽しいですよ。しかし、我が家の場合ですが、子どもの集中力がなかなか続かず30分くらいで終わってしまうのが悲しいところです。

“あるある”第2位 食事の用意に時間をとられる→「カンタンごはん術」で乗り切る!

1日3回の食事の用意も夏休みならではの大きな負担です。給食のありがたみが身にしみますよね。ちなみに我が家では、毎日のように「今日のごはん、なに?」と子どもたちにきかれるので、なかなかのプレッシャーです。

このような場合は、後述する「がんばらなくてOK!カンタンごはん」で乗り切りましょう! つくりおきとラクできるメニュー、冷凍食品を活用するとごはん作りの負担がグンと減りますよ。

“あるある”第3位 子どもが1日中ベッタリなことも→「稼働時間を朝方にシフト作戦」で乗り切る!

時間のやりくりをしてなんとか仕事時間を捻出しても、子どもが小さいと1日中ベッタリだったり、はたまたきょうだい同士のケンカが絶えなかったり。日中は思うように仕事に集中できません……。

このような場合は、「稼働時間を朝方にシフト作戦」で乗り切りましょう! 日中は仕事しないと割り切り、リサーチなどの作業のみにし、思い切って子どもたちと一緒に早い時間に寝て、執筆など集中して取り組みたい仕事は朝方にシフト。あとはこま切れ時間でコツコツ進めましょう。

がんばらなくてOK! カンタンごはん

さて、ここからは夏休み中だけではなく、普段でも活用できるごはん作りのアイデアをご紹介します!

掃除や洗濯はそこそこサボれても、ごはん作りは毎日のこと。だからこそ、手間をかけずになるべくカンタンに済ませたいですよね。そんな時に便利なアイデアをご紹介します。

つくりおきをベースにする

“つくりおき”ときくと、一瞬「ハードル高っ!」と感じるかもしれません。

しかし、ここでご紹介するつくりおきとは、食材を切っておくだけ、レンジでチンしておくだけのカンタンなもの。「え? これがつくりおき?」はい! これも立派なつくりおきです。

たとえば、きゅうりを輪切りしたものに塩をまぶしておくだけでサラダや和え物にサッと使えます。じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切ったものをレンジでチンしておくとスープなどの汁物に入れるのに便利ですし、そのまま揚げ焼きするとポテトフライに! アイデア次第で心強い味方になってくれるでしょう。

「でも、わざわざつくりおきするのが面倒」という方は、仕事の合間や、食事の片付けをした後など、何かをする“ついで”に切っておくだけ、というところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

つくりおきがあれば、ごはん作りの負担がかなり軽くなりますよ。

ラクできるメニューを味方につける

ラクできるメニューを1週間のメニューに組み込むこともおすすめです。たとえば丼ぶりものや麺類、作り慣れているメニューなどを疲れやすい週末に組み込んでおくと、メニューを考える負担とプレッシャーがグンと減ります。気持ち的にもラクですよね。


また、「今日はもう何も作りたくない……」という日に備えて、からあげなどの冷凍食品をストックしておくと安心です。これにトマトなどの生野菜を切って添えるだけで主菜と副菜がイッキに完成! 疲れている日、やる気のない日はとことんラクしましょう。

ツライだけじゃない! 夏休みの意外なメリット

時間のやりくりに加え、家事育児と仕事の両立。やることが多くて大変と感じることがあるかもしれませんが、ここでは夏休みならではの意外なメリットをご紹介します。

お手伝いしてもらえるチャンス

普段はバタバタだけど、余裕のある夏休みは子どもにお手伝いしてもらえるチャンス! 初めてのお手伝いならば、洗濯物をたたんでもらうところからスタートしてはいかがでしょうか。タオルなど、シンプルな形のものだとトライしやすいでしょう。料理のお手伝いなら、きゅうりを切ったり、ゆでたまごの殻をむいたり、やってもらえることがいろいろあるはず。

お手伝いしてもらいながら、子どもとじっくりコミュニケーションがとれるのもいいですね。

朝のバタバタが少ない

小学校や幼稚園などがある普段の日は、子どもたちを送り出すまで1分1秒も無駄にできないくらいバタバタしがち。しかし、夏休み中ならゆっくり朝ごはんが食べられ、仕事を始めるまでは時間を気にせず過ごせます! とはいえ、生活リズムが乱れるのも夏休みではよくあることなので、早寝・早起きのリズムをキープしたいですね。

まとめ

夏休み中はいつも通りに仕事を進めるのは難しいかもしれません。仕事量をセーブし、無理せず“ほどほど”に過ごすのも夏休みを乗り切るコツです。今しかないお子さんとの思い出づくりも大切にしたいですね。工夫次第できっと楽しく乗り切れるはず。私もがんばります!

投稿者プロフィール

そわか
そわかライターゼミのイベント紹介記事の執筆担当
「言葉」に関わる仕事がしたくて
2021年から活動開始。
今は校正をメインに仕事をしています。

関西生まれの関西育ち、関東在住。
3月22日生まれ、牡羊座、O型。さる年。

「工程を少なく、手抜きしても
おいしいものは作れる」を信条に
日々ごはんづくりを楽しんでいます!

Tips,ライター

Posted by そわか